中国の電子商取引大手のアリババが、半導体ライダー(LIDAR:レーザーによる画像検出・測距)装置を搭載した世界初の無人運転車両を試験中だ。公道を走行するこの配達ロボットの試験は、同社の物流子会社であるケイニアオ(Cainiao)により実施されており、ロボセンス(RoboSense)という別の中国企業が開発した技術を用いている。巷にはすでに、たくさんの配達ロボットが存在している。しかしそういったロボットは、非常に安価なカメラやレーダーを使って走行している。ライダーを搭載するアリババの無人運転車両は、周囲をはるかに詳細に見ることができるため、ぶつけたり、へこんだりするのをほぼ回避して動き回れるはずだ。
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