名古屋大学未来社会創造機構の石黒祥生特任准教授は、自動運転の監視作業をVR(仮想現実)ゲーム化するためのゲーム開発基盤「ROVエンジン」を開発した。自動運転システムが事故を起こさないように監視する作業は退屈だと想定される。対向車をシューティングゲームのターゲットにするなど、VRゲーム化することで周囲への注意力が途切れないようにする。
自動運転車両のカメラやレーザーセンサーの計測データや、ダイナミックマップ(3次元地図)情報を元にゲームを作れる。例えば自動運転システムが赤信号を検出するとモンスターが登場し、攻撃していると青信号になるタイミングでモンスターが倒され、車両が動きだすといったゲームを想定する。搭乗者は対戦を通して実質的に信号を認識する。
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