花粉症がレーザーで治療できる

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日本のアレルギー人口は年々増加傾向にある。全人口の約三割が症状の程度に関わらず何らかのアレルギーを持っており、中でも毎年の風物詩のように多くの人々の悩みの種となっているのが、花粉症、である。年が明けてしばらくすればニュースの天気予報には、今年の花粉の飛散量の情報が流れ、その内容にため息を吐きながらマスクや目薬、鼻炎薬や花粉防止メガネ等を買い求める、或いは、専門医を予約する、ということを恒例行事という方々もおられる事だろう。

そうした花粉症と戦いにうんざりしつつある皆さんは、花粉症のレーザー治療についてはご存じだろうか。

img87ff61c6zik2zj 図1

花粉症のレーザー治療は、主に鼻水や鼻づまりの症状の緩和・改善が期待できるとされており、その方法としては、極々弱い出力のレーザーを照射し、鼻の粘膜をほんの少しだけ焼く、というものだ。それによって粘膜が花粉に過剰反応することを防ぐことができる。
粘膜を焼くという事に腰が引けてしまったり、入院が必要だったりするような大掛かりな処置なんじゃないのか?と思ってしまうかもしれないが、軽い麻酔をした後、両方の鼻で20分程度の照射で終了、痛みや出血もほとんど無いということだ。
服薬のように副作用はなく、体への負担も日常生活への影響もない、となれば一度試してみても良いのではないだろうか。

とは言え、医療行為であるので、メリット・デメリットはきちんと知っておくべきである。
まず、デメリットとしては、
・治療直後には鼻の粘膜が焼かれた状態の為、一時的に鼻づまりの症状が強 く出ることがあること(2週間程度で治まる)。
・粘膜はいずれ元の状態に回復する為、再度処置を受ける必要があるという こと、つまり、根治療法ではないといこと。(個人差はあるが1~2年程の効果)
・鼻粘膜への治療の為、目の症状には効果が無い。
次に、メリットとしては、
・副作用の心配がなく、体への負担が少ないこと。
・1996年4月から保険適用が開始されており、経済的負担が軽減されている。
(両方の鼻で1万円程度)
・子供も受けられる治療法である。

メリット・デメリットを比較して、一度この治療を受けて見られることを検討してもいいのではないだろうか。花粉症対策グッズを買い求め、症状と折り合いをつけながら春を過ごすのか、一度の治療で2年ほどを快適に過ごすのか、ここは悩みどころである。
なお、症状が出る前にレーザー治療を受けた方が効果が期待できるので、11月か12月頃には予約をしておくことをおすすめしたい。

参考
*Yahoo
*これで解決!花粉症治療と症状別対策
*http://shop.plaza.rakuten.co.jp/a-achi/diary/detail/201002040000/(図1)

「執筆者:株式会社光響 緒方」