一昔前、パズルと言えば紙製の所謂ジグソーパズルがメインだった。
ピースが大きくて少ない幼児用から何千ピースという大人用まで、今日でも愛好家が多数いる定番の趣味の一つだ。風景、漫画、名画にキャラ物、或いはお気に入りの写真を加工して特別なパズルにしたり、上級者向け絵柄無し一色べた塗の無地パズルまで、多種多様、お好み次第で楽しまれてきたパズル業界に、新しい風が吹き込んでいる。
3Dパズルだ。
平面が常識だったジグソーパズルは、今や立体にまで進化しているのだ。写真のロボット型パズルは、ピース数221個。レーザーカットされた薄い木のピースを組み上げて製作して行く。材料が木であれば、昔は糸鋸等で1ピースずつ切り出さなければならなかったが、レーザーによる加工ならば時間はかからず労力も必要なく大量生産が可能だ。価格も下げることができる。3Dパズルが広まり始めた理由の一つだろう。
立体の製作と言えばプラモデルやジオラマだったが、それらと違って3Dパズルは接着剤を使う必要が無く、正確にレーザーカットされたピースを組み合わせていくだけだ。製品によってはねじ止め等が必要になる場合もあるが、ほぼ組み立てるだけだ。そこは従来の紙のジグソーパズルと変わらない。細かい接着が必要ない分、プラモデルや模型よりも低い年齢層からも楽しめるところも魅力だろう。レーザーによる精密なカットでパーツが作成されているので切り離した部分を鑢で削る、といった手間も必要が無い。まさに立体のパズル。組み上げるだけで良いのだ。
勿論、複雑なものなら物作りが好きな大人でも存分に楽しめる。組み立て終わった後は、ジグソーパズルを額に入れて飾るのと同じように、部屋にオブジェとして飾れる上に、オルゴール付3Dパズルのように2通りで楽しめる製品もある。また、難易度は上るが、レーザーカッターを所有していて多少の設計技術があれば、自分でオリジナルの3Dパズルを作成する、という新たな趣味に目覚めることも出来るかもしれない。因みに木製の物だけでなく色々な素材のものがある。
知育玩具として、大人の趣味の一つとして、休日の暇つぶしとして、一度てにとってご覧になるのも良いかもしれない。購入は各店舗の他、Amazon等でも気軽にご購入頂ける。
*amazon
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71cJiPBs1RL._SY355_.jpg (図1)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71KnaKgQ-kL._SL1200_.jpg (図2)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71sRSvRL4PL._SL1200_.jpg (図3)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71XeRzFxfPL._SL1200_.jpg (図4)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81LGqjCvmHL._SX385_.jpg (図5)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71I0PQCBfaL._SL1200_.jpg (図6)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71d-jcJ-LkL._SL1100_.jpg (図7)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71eErEonY9L._SL1500_.jpg (図8)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71j9Kte8nzL._SL1200_.jpg (Top画像 左)
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(Top画像 右)
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執筆者:株式会社光響 緒方