今回の人とくるまのテクノロジー展では「自動運転技術、進化と現状」という特別展があり、そこには三菱電機が『アウトランダーPHEV』をベースに作った自動運転車『xAUTO』と、金沢大学新学術創成研究機構 自動運転ユニットが開発中の自律型自動運転自動車などが展示されていた。金沢大学の自律型自動運転自動車はこれが2代目で、トヨタ『アルファード』をベースに製作されている。会場内に置かれている車両のルーフに取り付けられているLiDARが回転し作動しているのが分かる。目前のモニターには、そのLiDARがセンシングした会場内の状態が映し出されていた。来場者が移動すれば、モニターの画像も人物のシルエットが変化する。搭載されているLiDARとミリ波レーダー、そしてカメラで前方の障害物や道路を検知し、高精度な地図データと検証しながら走行していく仕組みだ。雨など悪天候の際にカメラが機能しなくなっても、LiDARとミリ波レーダーでカメラの情報を補完して走行を続けることができるらしい。
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