ポイント
- 皮膚のすぐ下にある微小血管の広がり方を画像化し、非侵襲で酸素飽和度の分布を可視化。
- 皮膚のシミやしわなどの老化の程度が分かることで、美容領域への応用が可能。
- 2波長光源と超音波送受信を制御し、準リアルタイムのイメージングを実現。
内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の1つである「イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出」(プログラム・マネージャー:八木 隆行)の一環として、東北大学教授:西條芳文および株式会社アドバンテスト:増田則之氏らの研究開発グループは、2波長の光超音波画像と超音波画像を同時に撮影できる、皮膚の「in vivoイメージング技術 」の開発に成功しました。光超音波イメージング法は、生体に光を照射し、光のエネルギーを選択的に吸収した血液などから発生した超音波を測定することで、生体内部を画像化する手法です。従来の技術では困難な、皮膚内の微小血管の測定に適した新たな非侵襲イメージング手法として注目されています。
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