『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!【地下鉄四条駅編】』

今回お送りする『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!』シリーズは、会社周辺に戻って【地下鉄四条駅編】だ。弊社周辺と言うよりも足下と言うべきか、入居するビルの地下が今回の現場【地下鉄四条駅】だ。ビルを出て徒歩2秒程度で地下鉄への階段がある。

1981年、京都市営地下鉄・北大路~京都間開業と同時に設置され、現在の一日平均利用者数は平成28年度計で97,980人と、京都鉄道網では京都駅に次ぐ第2位。ここで下車すればオフィス街は出てすぐだ。老舗デパートも近く、通勤に遊びに通学にと活用される交通の要所となっている。では、この駅と周辺をマッピングする、『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!【地下鉄四条駅編】スタートだ。

まず、現場である【地下鉄四条駅】へ向かう為地下へ。写真上左下に弊社の入るビル名が。その横にある階段を下りると、もう【地下鉄四条駅】だ。非常に通勤に便利、悪天候の日は特にありがたい立地である。今回も使用するのは「Libackpack D50」だ。センサー増量、縦方向のデータ取得能力を大幅強化した新型レーザースキャナーだ。センサーと能力をUPしたのと同時に否応なく重量も増加してしまったが、今回は非常に近距離かつ背負っているスタッフが筋肉増量系の人物なので特段の問題は無い。

駅構内を往復し地上も少し歩いてマッピングは10分程度で終了。今までの本シリーズで最短だ。こんな短時間で一体どれ程のデータが取れているものなのか。

まず地上部分。以前の「LibackPack 50」よりも建物上部のデータが取得されている。だが、今回のメインはあくまでも【地下鉄四条駅】だ。

上の赤みの強い部分は地上、青い部分が地下。

地下だけの表示は勿論可能。これは【地下鉄四条駅】改札付近だ。普段人通りが非常に多い場所だが、データ編集時に削除して構造物だけにすることができる。

回転も、

地上と地下の同時表示も可能で非常に立体的なデータを取得することができる。

地下から地上、地上から地下のルートを簡単に表示することもできる。
以下の動画でご覧頂けば更に良くお分かり頂けるはずだ。


*【光響】地下鉄四条駅:バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!

正に立体地図のようになっているのがお分かり頂けただろうか。ホログラム技術が確立すれば、こんな地図が気軽に表示されるようになるかもしれない。地上を歩いていて足元にあるのが地下街のどのあたりなのかというのが分からない、という方は一定数以上おられるのではないだろうか。ただでさえ地図を見るのは苦手なのに、上下まで加わったらもう分けがわからない、という致命的方向音痴の方もおられるだろう。こんな感じの立体地図が簡単に表示できるようになればどれ程助かるだろうか、と碁盤の目状の京都市内で迷う身としては思わずにはいられない。

歩いた時間はわずか10分程。たったそれだけの時間でこれだけのデータが取得できるのは驚きだ。距離が短くスタッフが筋骨隆々だったこともあり疲労感無しの快適マッピングだった。
今回の『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!【地下鉄四条駅編】はここまで。次回の『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!』シリーズ更新を楽しみにお待ち頂ければ幸いだ。地下街や駅のデータ取得を必要としておられる方、立体的な地図に興味がある方、恰もゲームのダンジョンのようなデータ画像に惹かれてしまった方は弊社にご一報を。

執筆者:株式会社光響  緒方