バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!【宝ヶ池トンネル編】

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お久しぶりの『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!』は、前回のヒノキ林から市内に戻ってお送りする。偶には自然に囲まれたマッピングも良いものだが、京都市内にはまだまだスキャンしたくなるような場所が有り余っているのでそちらもできる限り隈なく網羅して行きたい。
お待たせいたしました、今回お送りするのは知る人ぞ知る名スポット【宝ヶ池トンネル】だ。何が知る人ぞ知るなのかは後程説明するとして、秋の『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!』宝ヶ池トンネル編、スタートだ。

先ずはスキャンの舞台となる【宝ヶ池トンネル】はコチラ。宝ヶ池公園に続く道、狐坂を超えたあたりにある短いトンネルだ。
1763年(宝暦13年)に灌漑用として作られた人工池は徐々に堤を上げ、江戸時代後期には周囲約1.8kmの現在とほぼ同じサイズになっていたようだ。戦後に周囲43万㎢を宝ヶ池公園として整備し、ジョギングコースや野鳥の森や桜や菖蒲を楽しめる場所として親しまれている。
その宝ヶ池公園に通じる道、狐坂を超えた所にあるのが今回の現場【宝ヶ池トンネル】だ。

そして、今回使用するバックパック型ライダーがコレだ。

前回の『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!』京北ヒノキ林編をご覧頂いている方は既に見覚えがおありだと思うが、「LiBackpack 50」が更に進化したデュアルセンサー搭載「LiBackpack D50」だ。一見して分かる通りにセンサーの数が2つに増えている。
今までは横方向のみだったレーザーが新バージョンの「LiBackpack D50」では縦方向にも照射され、より広範囲のデータ取得が可能になっている。これまでは「もう少し上までスキャンできれば完璧だったのに」という若干の物足りなさを感じる部分が無いとは言えなかったのだが、それを見事に払拭してより詳細なデータ収集を行ってくれるのだ。

では、この「LiBackpack D50」を存分に使って【宝ヶ池トンネル】をレーザースキャンした様子が以下だ。

現在進行形でデータを確認できるところは変わらず。

トンネル入り口の標識上部や生い茂る木々もきちんと表示されている。このまま進んでトンネル内部のスキャンだ。

中のデータは勿論、


外側のデータもばっちり取得してくれている。これは特殊なレーザーがコンクリートを突き抜けて外の木々までスキャンしている、などというSF的謎技術では当然なく、トンネルに歩いてくるまでの間にこの高さまでスキャンしているのだ。100mの距離があれば大体27m前後の高さまでのデータ取得が可能な性能となっている。「LiBackpack D50」で2つに増えたセンサーのおかげで縦方向のスキャン可能範囲が拡大したことにより、より広くより正確なデータを取得することができる。

真横からのデータもトンネル内部のデータ自由自在だ。

そして、出口到着。「LiBackpack D50」による【宝ヶ池トンネル】全長265mのスキャン終了だ。
このトンネルは2016年に補修工事が行われ天井灯をLEDに換え、狭かった歩道を拡張して歩行者や自転車でも通行しやすく改装された。そのおかげもあって実にスムーズなマッピングだった。少し、残念なほどだ。

知っている方もおられるかもしれないが、この【宝ヶ池トンネル】は結構有名な心霊スポットの一つだ。トンネル手前の狐坂からこの【宝ヶ池トンネル】にかけて、赤い着物の女の子、老婆、池で溺死した人、事故にあった幼稚園バスの園児等々、数々の心霊情報が寄せられる押しも押されぬ怪奇エリアなのだ。
京都心霊スポット案内的なものにほぼ確実に名を連ねている。
スキャン前に「何か映るんじゃないか」と若干の期待をしたことは事実だ。しかし、残念ながらと言うか幸いなことにと言うべきか、「LiBackpack D50」が誤作動を起こすことも無く、奇怪な映り込みや謎のデータによる攪乱も無かった。昼間だったからなのか、LEDでトンネルが明るくなったからなのか、単に霊感的なものが無かったからなのか、そもそも霊なんて存在しないからなのか、そのあたりの言及はココでは取り敢えず避けることにし、どこかのオカルト研究家の方にお任せしようと思う。

では、『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!【宝ヶ池トンネル編】』はここで終了だ、新型となる「LiBackpack D50」はセンサーが2つになった分やはり少々重い。が、その重さに耐えるだけの価値のあるデータを取得してくれる。トンネル工事関係者の方、森林計測を必要とする業務に携わる方、マッピングこそ生涯をかけた趣味だという奇特な方、どんな方でも興味がおありの方は弊社までご一報を。そして、夜間に【宝ヶ池トンネル】をスキャンしてみたい物好きな方は、その結果をご一報頂ければ幸いだ。

次回の『バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!』は、中京区にある頂法寺の【六角堂】をお送りする予定だとなっている。近日中の更新を暫しお待ち頂きたい。


*宝ヶ池トンネル:バックパック型ライダーを背負って京都を歩こう!!

*株式会社光響 GreenValley International製品ご紹介

GreenValley International

執筆者:株式会社光響  緒方