ロボット掃除機の進化は加速中。水拭き&レーザーマッピング機能搭載で更に能力UP

家族の誰も彼もが忙しい今の時代、家事の手間暇はできる限り全力で削っていきたいが快適な生活は失いたくない、というのが多くの人の本音だ。その要望を叶えるべく家事の手間を省く為の様々なアイテムが、最新技術を駆使して開発されているわけだが、その最たるものがロボット掃除機だろう。家に誰もいなくても、誰もスイッチを押さなくても、勝手に動き回ってゴミを吸い込み床を綺麗にしてくれる上に、充電までも自分でしてくれるなんとも賢く便利なロボットだ。一人暮らしの人でも共働きのご家庭でも一家に一台是非とも欲しい家電のうちの一つだろう。
そのロボット掃除機に新展開だ。これまで当たり前だが掃除機をかけてくれるだけだったロボット掃除機に、新たな機能が搭載され更に優秀且つ便利なアイテムとなったという。

それがコチラ。

この「RoboVac L70 Hybrid」、見た目は何の変哲も無いロボット掃除機だが、何と「水拭き機能」が搭載されているのだ。掃除機をかけてくれるだけでなく、その後に拭き掃除までしてくれるとは至れり尽くせりという他はない。


左:図2  右:図3

裏側の後ろの部分には水拭き用のモップ(?) が取り付けられ、本体上部の蓋を開けるとおなじみのダストボックスに加えて水入れが。裏側にある小さい穴から少しずつ水を出し拭き掃除をしてくれる仕組みだ。水量はアプリで調整できるようになっているので、床がビシャビシャになるんじゃないの?という心配は無用、管理も楽々だ。
更に「RoboVac L70 Hybrid」は、マッピング機能まで搭載された賢い掃除機だということもお伝えしなくてはならない。本体上部にあるレーザーユニットからレーザーを照射して、自分の現在地と部屋の大きさや家具の配置を計測して自分の仕事場の地図を作成。できたマップはアプリから確認できる仕様だ。

こんな風に簡単に確認できるだけでなく保存されたマップを使って、掃除機&水拭き、掃除機だけで水拭き無し、掃除はいらない、という風に必要に応じてエリアごとに適切な掃除をしてもらえるように指示することも可能だ。カーペットのある部屋は掃除機だけ、フローリングは水拭きも、とまるで人に掃除を頼んだかのようにきちんとした掃除をしてくれるというわけだ。

忙しい現代人の需要に応じて増えつつある便利家電。洗濯乾燥をやってくれるのは最早当然の洗濯機に加え畳むところまでやってくれる真の全自動洗濯機や、掃除機というならここまでやって欲しい、床だけでなく部屋を片付けるところからやってくれる究極の掃除機等々、家事を手助けというよりも丸々やってくれちゃう家電の開発が着々と進められている。調理家電に関しては鍋に下処理をした食材を入れてスイッチを押すだけ放置で完成、というものが既に普及し始めているが、人は便利になれば更に上を求める生き物だ。下拵えも不要!!と銘打ったスーパー調理家電、というよりロボット料理人的なものが遠からず開発されるのではないかという気さえしてくる。掃除洗濯調理全てをロボットがやってくれるような日が近い将来きてくれることを心底願っている、日々の諸々にお疲れ気味の方は結構多いのではないだろうか。

参考
* GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2019/06/robovac-l70-hybrid.html
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/06/06/190606euk00-w1280.JPG (図1)
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/06/06/190606euk03-w1280.JPG (図2)
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/06/06/190606euk04-w1280.JPG (図3)
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/06/06/190606euk02-w1280.JPG (図4)

執筆者:株式会社光響  緒方