(レーザー関連)光の振動方向によって異なる反射の様子を世界で初めてスローモーション動画に記録

本学電気電子工学系 粟辻安浩教授、大学院生 佐々木みか、井上智好らの研究グループは、光の振動方向と光の反射率に関する法則に従う、超高速な光の振る舞いのスローモーション動画記録に世界で初めて成功しました。3次元画像技術であるホログラフィー※1を応用した超高速イメージング技術を用いて、異なる物質の境界面で反射する光が、その振動方向ごとに異なる振る舞いを示す様子の記録・観察を達成しました。
この研究成果は、2020年5月6日に、英国Nature Researchが出版する科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。

ポイント

  • ブリュースター角※2で入射する直線偏光※3の超高速な振る舞いのスローモーション動画記録に世界で初めて成功した。
  • 3次元画像技術であるホログラフィーを応用した光伝播の動画像記録・観察と偏光情報の取得が可能なイメージング技術の新たな可能性を示した。
  • 全反射顕微鏡に新たな機能を付加した超高速全反射動画像顕微鏡の創出へ展開することで、生体分子など超高速機能の解明や理解への貢献が期待される。

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