(レーザー関連)【量子情報科学研究所】太平洋横断級10,000km超のセキュア光ファイバ通信に成功

位相変調方式のY-00光通信量子暗号により、これまでの10倍の伝送距離を実現

玉川大学量子情報科学研究所(東京都町田市 所長:相馬正宜)の谷澤健准教授と二見史生教授は、同所が研究を推進してきた位相変調方式のY-00光通信量子暗号(以下、Y-00暗号)を用いて、10,000kmを超える安全な光ファイバ通信が実現できることを実証しました。この通信方法は量子雑音のもつ真にランダムな性質を用いて信号を暗号化することにより、光ファイバからの盗聴を防ぐことができるものです。今回の成果により、太平洋横断級の光海底ケーブルにおいても、暗号化された安全な通信システムの実現が期待されます。本成果の詳細は、2020年12月6日(日)から10日(木)までオンラインで開催される光通信分野を代表する国際会議であるECOC(46th European Conference on Optical Communications)にて発表されます。

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