マヤ文明初期の巨大基壇をセイバル遺跡の航空レーザー測量で確認 ―マヤ文明の公共建築の起源の解明に一石

人文社会科学部の青山 和夫 教授らの研究グループは、グアテマラのセイバル遺跡においてマヤ文明初期の巨大基壇の姿を航空レーザー測量(ライダー)と発掘調査で確認しました。その結果、セイバル最大の巨大基壇(南北600m、東西340m、高さ15m)が、王権が成立する前に建造されたという重要な成果が得られました。今回の研究成果を示したオープンアクセス査読論文は、学術誌PLOS ONEに掲載されました。

Artificial plateau construction during the Preclassic period at the Maya site of Ceibal, Guatemala
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0221943

この研究は、青山教授が代表者を務める科学研究費補助金新学術領域研究 「古代アメリカの比較文明論」の成果の一部です。今回、航空レーザー測量(ライダー)と発掘調査によって、遺跡中心部の「グループA」という建造物群においてセイバル最大の巨大基壇の姿を確認しました。この基壇は南北600m、東西340mの長方形で、高さは15mに及び、かつてはその上に神殿ピラミッドや中小の基壇が建てられていました。

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