株式会社光響(代表取締役 住村和彦、本社:京都府京都市)は、昨年9月に販売開始した業界最軽量(*)ハンディ式レーザー溶接機に関し、従来のサブスクサービスに加え、日割り単位でのレンタルサービスも開始します。
発売以来、軽量コンパクトなサイズと高い基本性能により「クイックに自社で試してみたい」とのご要望も数多く頂いています。お客様からのご要望にお応えし、より多くのお客様に弊社の製品・サービスをご利用頂けるように、従来の月割りサブスクサービスに加え、お客様のご希望期間に合わせた日割り単位でのレンタルサービスを開始します。
今回のレンタルサービス追加を通じて、よりお手軽に高品位のレーザー溶接を体験頂く一助となれば幸いです。
■製品ページ:
FL-AW-1500
■製品・サービス概要:
・製品名:(光響製)ハンディ式レーザー溶接機
・型番:FL-AW-1500
・レンタル利用:日割り単位、ご希望ご利用期間に応じてお見積り
・サブスク利用:月額20万円(税抜、送料別)
*日割り単位のレンタルからサブスク継続ご利用やお買い上げのご相談も承ります。
■主な仕様:
・レーザー発振器:シングルモジュールファイバーレーザー
・レーザー発振モード:CW(連続)および変調モード
・レーザー平均出力:1,500 W
・レーザー出力制御機能:時間設定スロープアップ/ダウン
・レーザー条件設定数:32種類
・ウォブリング幅:0 – 4 mm
・ウォブリング周波数:0 – 300 Hz
・溶接ガス供給:ODφ6 x ID4 mm フレキシブルチューブ
・溶接ガス制御:レーザー照射前後任意時間(秒)設定
・電源:単相200 – 220 V
・外形サイズ:276 mm(W) x 667 mm(D) x 542 mm(H)
・重量:39 kg
■製品の特徴:
高出力レーザー溶接機でありながら空冷式を採用する事で、従来の水冷チラー付きレーザー溶接機に対し、重量39 kg、容積0.1 m3の小型軽量化を実現しました。冷却水循環チューブを不要としたハンディ式の溶接トーチは、重量わずか680 gの軽量化と相まって、取り回しも容易となっています。
水冷式レーザー溶接機が必要としていた循環水の定温安定までの暖機時間を不要とし、ワンスイッチ操作直後からレーザー溶接スタンバイ状態となり、ワークへの安全アースクリップ装着後、即座に高品位レーザー溶接を実行できます。更に、溶接用途を拡張するウォブリング(wabbling)機能は、コンパクトボディに組み込まれたガルバノモーターにより、ウォブリング幅を最大4 mmまで可変可能です。ウォブリング幅と周期の調整により、見栄えと強度を兼ね備えた幅広ビードやステッチビード等、お客様の用途に合わせた溶接が可能となります。
(*)当社製品を含めたネット検索が可能なレーザー溶接機製品を以下条件で比較した結果に基づき、業界最軽量という表記を使用(当社調べ、2022 年8月時点)
【比較条件】レーザー溶接機、空冷式、出力 1500 W
■(ご参考):弊社レーザー安全教育セミナー
レーザー機器・製品の市場・需要は年々拡大を続けており、高出力のレーザーを照射する製品がネット上のECサイトで一般消費者向けにも販売されるようになっています。そういった状況を踏まえ、レーザーを安全に取り扱う為の取り組みを推進する事も弊社の使命であるという考えのもと、レーザー安全教育セミナーをオンデマンドで定期開催致します。当セミナーは、弊社レーザー・光学専門のサブスク動画学習サービス「OptiVideo」を利用し、労働安全衛生法やJIS C6802を網羅したレーザー安全の講義内容となります。また、従来の主に静止画の説明でわかりにくかったセミナーから、基本的に動画(アニメーション)でわかりやすく解説をしており、高評価をいただいております。
■(ご参考):その他レーザーセーフティ関連製品
IRセンサーカード
株式会社光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命
(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。