忍者にもデジタル化の波!レーザー手裏剣で対戦する最新アトラクション「次世代忍者スポーツ【e-Ninja】」!!

着物、富士山、お寿司に芸者、花なら桜、と外国の方が日本と聞いて連想する物は多々あるようだが、中でも何故か人気を博するものがある。「忍者」だ。そのイメージは、暗色の忍び装束に身を包み、不可思議な忍術を使い音も無く戦う謎の存在、というところだろうか。近年は某漫画がヒットしたこともあり忍者の知名度は鰻上りだ。
忍者に憧れ、将来は忍者になる、忍術を真剣に学びたい、実は忍者は「NINJA」で日本の秘密諜報機関だ、忍者は現代社会でも隠密活動を行っている、等々少年少女の憧れから荒唐無稽な夢物語まで、忍者という存在は様々な夢と思い込みと憶測に満ち溢れている。

そんなイチオシ注目株の忍者になれる最新スポーツアトラクションが考案され、注目を集めているのをご存知だろうか。その名も、

「次世代忍者スポーツ【e-Ninja】」!!

正直、名前を聞いてもピンと来ないかもしれない。伊賀・甲賀・雑賀、柳生、根来に乱波に透破、平安後期や室町時代には既に存在したとも言われるある意味伝統の忍者の次世代スポーツとは此れ如何に。スポーツチャンバラの忍者バージョンとして天井に潜みつつ手裏剣やクナイを投げ合うのだろうか。
これが、当たらずとも遠からず、だ。
【e-Ninja】は手裏剣で敵を倒すスポーツだ。但し、金属ではなくレーザーの手裏剣で、だ。
この新型スポーツで使用されるのは、サバイバルゲームでお馴染みになってきたレーザー銃の手裏剣版だ。鉄の手裏剣の代わりに赤外線製の見えない手裏剣を使う。

手裏剣型の装置表面にはスライドタッチセンサーがあり、それをスワイプすると先端から赤外線パルスレーザーが照射される。そのレーザーで対戦相手を狙うのだ。つまり、誰もがお馴染みの手裏剣を投げるあの動作で攻撃するという何とも嬉しいシステムだ。狙うのは生物共通の急所、頭だ。

【e-Ninja】参戦者は額部分にヒットLEDや受光センサーの搭載された鉢金を装備する。ここに赤外線手裏剣がヒットするとダメージを受け、3回命中でDEADになるルールだ。バイブレーション機能付きで、手裏剣が刺さったダメージ感も演出してくれる本格仕様が嬉しい。

近頃流行のサバイバルゲームのレーザー銃と同じで、当たっても痛くないし怪我の心配もしなくて良い。使われているレーザーはクラス1なので邪魔なゴーグルを装着する必要もなく身軽に楽しめる。勿論、大人も子供も変わりなく、だ。しかも、コンセプトは「忍者」だ。伊賀の服部半蔵を気取るも良し、山田風太郎氏の忍者小説を気取るも良し、某人気少年漫画のキャラクターの成りきりを楽しむも良し、自分のイメージするカッコイイ忍者に扮して好き放題に楽しめるのだ。歴史好き忍者好きの日本人のみならず、海外の忍者愛好家たちからも大注目の最新型アトラクションだ。

実はこの「e-Ninja」既に様々なイベントで実施されており、ゴールデンウィーク真っ盛りの5月3日には、忍者発祥の地とも言われる伊賀で第一回No.1決定戦が開催されることが決まっている。参加申し込みは4月30日。純粋に「e-Ninja」を楽しみたい方は勿論、忍者になることを夢見て修練を積んでこられた方、忍者としての実力を試したい方、隠れ忍ぶという忍者の本分を捨てて世に名を知らしめたい方は是非とも参加を検討して頂きたいイベントだ。

将来的には、伊賀・上野城の天守閣で世界大会を開催したり、果てはオリンピック種目に登録されたりしたい、という壮大な野望を抱きつつ展開されている最新型レーザー忍者対戦ゲーム「e-Ninja」は現在クラウドファンディング CAMPFIREでプロジェクト公開中だ。忍者の世界展開に活路を見出す方や、デジタル忍術を後押ししたい方は出資を考えてみると忍者界の活性化に繋がるのではないだろうか。

最後に、忍者と言えばあの黒い忍び装束を思い浮かべるかもしれないが、実際は紺色に近い色だったらしい。黒よりも紺の方が闇夜に溶け込みやすいのだとか。また、忍者は諜報を主な任務としていたので戦闘よりもそれを回避する能力の方が重要だったとか、本当は背中に刀を差していなかったとか、風魔小太郎や服部半蔵は個人名ではなく組織のトップの言うなれば役職名だったとか、知っているようで知られていない忍者の真実を、「e-Ninja」を楽しむ序でに知っていくのも楽しいかもしれない。

*一般社団法人 Ninja TAG協会
https://www.ninjatag.jp/

*Japaaan
https://mag.japaaan.com/archives/94945
https://mag.japaaan.com/wp-content/uploads/2019/04/265440b3a26d29a3f7a9ae41b60cda94.jpg (図1)
https://mag.japaaan.com/wp-content/uploads/2019/04/9e87d35928d7039c48b5a5f0d657cfe8.jpg (図2)
https://mag.japaaan.com/wp-content/uploads/2019/04/battle2-900×426.jpg (図3)
https://mag.japaaan.com/wp-content/uploads/2019/04/battle.jpg (図4)
https://mag.japaaan.com/wp-content/uploads/2019/04/HP2.jpg (Top画像)

*CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/projects/view/131263

執筆者:株式会社光響  緒方