*アパトサウルス全身骨格化石標本:カーネギー博物館所蔵 大きな爪、鋭い歯、太く頑丈な骨で組み上げられた巨大な体。絶滅して今はもういない恐竜は、骨格標本の姿で博物館等に展示されていることが多い。見上げるような大きさに、心躍
続きを読むカテゴリー: おもしろレーザーニュース
レーザーの反射を弱める「満月の呪い」の正体は
月は地球に最も近い天体だ。人類の歴史の中で人間が最も興味深く付き合ってきた天体のうちの一つといっても過言ではないだろう。 その観測の歴史は古く、紀元前1900年頃の古代バビロニアで記された天文占文集には、既に月食に関す
続きを読む米軍、攻撃ヘリアパッチのレーザー兵器搭載実験に成功
米軍所有のヘリコプターといえば、映画「ブラックホークダウン」のタイトルになった、UH-60ブラックホーク(由来はネイティブ・アメリカン、ソーク族の族長)、1990年、こちらも映画「アパッチ」のタイトルになったAH64アパ
続きを読むフェムト秒レーザーによる白内障手術
人口統計によると日本国内の白内障患者数は約4,000万人。総人口が1億2700万人であることから考えると相当な数にのぼる。主に40歳以降の成人が発症することが多く、その割合は高齢者に偏っている。 40歳代では353万人の
続きを読む続報!!対害虫のレーザー狙撃装置
以前、この面白レーザーニュースで取り上げたことのある、百発百中の蚊撃墜装置「Photonic fence」が、いよいよ実用間近となっている。 Intellectual Ventures Lab(IVL)が2009年から開
続きを読む後世に歴史を伝えるレーザースキャン
年月を経たものはいずれ風化し崩れ落ちていくものだ。それは不可避の現実だが、それをどうにか留め記憶と記録に残そうとするのは人の意思であり技術である。 従来、調査した遺跡の記録はスケッチや写真撮影、測量などによって行われてき
続きを読む人間の見えない赤外線をレーザー光で見る
人間の目に見える光は限られている。下は大体360nmから上は830nmくらいまで。色にすると波長の短い順に、紫、青紫、青、青緑、緑、黄緑、黄、橙、赤、所謂、可視光線、「虹の七色」だ。この外側にある波長の光が紫外線、赤外線
続きを読む20年後には半数が50年越え。トンネル保守点検はレーザーの時代へ。
日本全国にあるトンネルの総数は10,102本、距離にして4,300km。起伏に富んだ地形の多い国土であることを考えれば当然の数と言えるかもしれない。高度経済成長期の1954年(昭和29年)から1973年(昭和48年)の間
続きを読む光線力学療法、レーザーによる新しい癌治療
日本における死亡率の第1位は悪性腫瘍、所謂「癌」だ。罹患数・死亡数は高齢化に伴って増加傾向にある。高齢化の影響を排除した年齢調整率から見ると、死亡率は1990年代を境に減少傾向、反して罹患率は1980年代以降に増加してい
続きを読むX線レーザーを分子に照射。実験室でブラックホール現象が発生
ブラックホールの存在が初めて理論化されたのは意外に古く、ジョン・ミッチェルによって1783年に提唱されている。現代的な理論はカール・カール・シュヴァルツシルトがアインシュタイン方程式を特殊解として導いた1915年に始まっ
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