要旨
理化学研究所(理研)Kim表面界面科学研究室の今田裕研究員、金有洙主任研究員らの研究チームは、単一分子の発光・吸収特性を分子スケールの空間分解能で計測することに成功しました。
有機分子を太陽電池や光触媒、発光ダイオードなどの光エネルギー変換デバイスに用いる場合、分子がどのような光を吸収し発光するかといった光学的な特性を調べることは重要です。これまで、発光・吸収特性計測には光学技術が用いられてきましたが、空間分解能を数100ナノメートル(nm、1nmは10億分の1メートル)よりもよくすることができず、数10 nmより小さい微細構造や単一分子の光学特性を詳細に調べることは困難でした。
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