春日井市の高蔵寺ニュータウンで5日、ゴルフカートを改造した小型電気自動車を使った自動運転の実証実験が行われた。同ニュータウンは1968年の入居開始から50年を迎え、住民の高齢化が進んでいる。同市は、高齢者が安全に移動できる交通手段の実用化を図ろうと、名古屋大学と共同で、自動運転に取り組んでいる。
この日は、周囲を感知するレーザーセンサーを搭載した自動車が、地区内の緑ヶ丘老人憩いの家からナフコ不二屋石尾台店までの片道400メートルを時速13キロで自動運転で往復した。開発に携わる同大未来社会創造機構の森川高行教授や伊藤太市長も試乗。まだ開発途中のため、万が一に備えて運転手も同乗した。
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