【研究成果のポイント】 ・Gd-Fe-Co 合金から作られた磁性薄膜において、一定の条件を満たした場合に、光励起によって巨大な磁気の波が伝搬することを発見しました。 ・従来の 10 倍以上の振幅で伝搬する磁気の波を可視化
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世界初、多数の光信号を同時に電気信号に変換する高速集積型受光素子を開発
背景 インターネットの通信量は急激に増加しており、膨大な情報が集中するネットワークの幹線やデータセンタでは、光ファイバや通信装置の設置スペースや消費電力の削減が課題となっています。NICTは産学と連携し、1本の光ファイバ
続きを読む非平衡で強相関物質の超伝導が強まるという原理を提唱 −レーザー照射により実現する方法
発表のポイント: ◆平衡状態では達成することができないほど大きな超伝導性を持つ状態を強いレーザー照射によって動的に安定化させる方法を理論的に提案しました。 ◆スーパーコンピュータを駆使した大規模数値解析により、強い
続きを読むテラヘルツ光を用いた遠距離セシウム検出法の開発
発表のポイント ナノ空間の箱の中では、重原子イオンはたいへんゆっくり振動することを格子振動(フォノンモード)計算とテラヘルツ分光法により明らかにしました。この特徴を活かして、セシウムイオンを非接触で検出できる新しいテラヘ
続きを読む1兆分の1秒の間の電場印加で絶縁体を金属に高速スイッチング
発表のポイント テラヘルツパルス光(注1)を用いて1ピコ秒(1兆分の1秒)の間だけ強電場を印加することにより、有機分子性結晶を絶縁体から金属へ瞬時に転移させることに成功した。 テラヘルツパルス光の電場による瞬時の絶縁破壊
続きを読む「光コム」で気体の温度を測定
ポイント 光コム(超短光パルスレーザー)で、気体の温度を測定する新たな技術を開発 2台の光コムを用いて気体分子の吸収スペクトルを測定し、±1 ℃以内の測定精度を実現 燃焼中のガスの分子種ごとの温度変化の観測など、既存技術
続きを読むAIの重要課題である強化学習をレーザーカオスを用いて超高速に実現
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)の成瀬 誠主任研究員、国立大学法人埼玉大学(学長: 山口 宏樹)大学院理工学研究科 内田 淳史教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科(研究科委員長:
続きを読む現在と同じ細さの光ファイバで世界最大の伝送容量を実現
日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)と株式会社 KDDI 総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島康之、以下 KDDI総合研究所)、住友電気工業株式会社(本社:大
続きを読む岐阜大病院、「光線力学療法」が可能に
岐阜大病院(岐阜市柳戸)は7日、脳腫瘍と食道がんの治療に、「光線力学療法」と呼ばれる治療を行う態勢を整備した、と発表した。約2千万円を投資し、手術で使う特殊なレーザー機器2台を県内で初めて導入した。
続きを読む1億2000万度 プラズマ目標温度を達成
太陽がエネルギーを生み出すのと同じ核融合の仕組みを利用した発電の実現を目指す自然科学研究機構核融合科学研究所(岐阜県土岐市)は9日、実用化に必要な高温のプラズマを作る実験で、目標の1億2000万度を達成したと発表した。
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