(レーザー関連)新型2kWファイバーレーザ溶接機「MF-C2000A」シリーズを発売

生産性向上とスキャナー一体制御を実現

株式会社アマダウエルドテック(神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:阿部 敦茂)は、新型2kWファイバーレーザ溶接機「MF-C2000A」シリーズを、8月より発売します。本機は、近年加速する自動車の電動化に伴い、需要が高い車載用電池のアルミ溶接や、電装品の銅溶接、そして鉄系材料の溶接まで幅広い用途に最適なファイバーレーザ溶接機です。自動車で使われる電池の大容量化や電装化の加速を背景に、大電流の通電に対応するためにバスバーの面積が増加しています。これに伴い、アルミや銅を材料とするバスバーなどの電装品の製造に対して、生産タクトや溶接強度の向上、熱歪みの改善といった要求が高まっています。これらのお客さまのニーズに応えるため、レーザ発振器の最大出力を従来機の1kWから2kWへ2倍に拡大することで、生産性が飛躍的に向上しました。
 
アルミや銅といった高反射材の溶接に最適なシングルモードモデル「MF-C2000A-S」は、熱交換効率の高いコンパクトタイプの2kWレーザ発振器を搭載したことで、従来機と同寸法でありながら2倍の高出力化を実現しました。また、アマダウエルドテック独自のレーザ出力制御機能「アクティブヒートコントロール」に対応し、加工端の発熱量を基準としてレーザ出力を制御することで、パワーの過不足といった不具合を解消し、高品質、安定加工を実現します。
また、鉄系材料の溶接に最適なマルチモードモデルの「MF-C2000A-M」もラインナップし、用途に応じて選択していただくことができます。

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